| インターネットは英語で成り立った情報の海で、この海を泳ぐこと自体が英語学習になる。英語で成り立った各種の資料は、それ自体が英語のリーダーの資料として活用することができ、また各種の英語対話の資料をネイティブの発音で聞きながら勉強することができる。リアルタイムでサービスされるオンライン放送によって聞き取り能力を伸ばすことができ、 電子メールと自由掲示板によって全世界の人々と情報を交換し合い、インターネットフォーンによって対話したり、キーボードでオンライン対話を交わして話す能力を伸ばすことができる。
しかし、このように立派な英語学習の報告を全て教室で活用するにはまだ相当な制約があり、学生達の水準にふさわしい英語教育の資料を探すのは容易ではない。また、インターネットを利用した具体的な授業方法や研究が、特別に準備されていない状態である。結局大部分の現場の教師達は、インターネットを教授学習道具としてどのように活用すべきであるかを知らず実行に移すことができなかったり、或いは実行する上で多くの困難にぶつかっている。従って、インターネットを実際の英語学習にどのように活用できるかについての具体的な方案を模索し提示しなければならない必要がある。ここでは、これまで実施したインターネットを活用した英語教授学習活動の類型と、それに伴う活用方案を提示しようと思う。
1. E-mailを利用した活動
1) 教師-学生間のリアルタイムな対話活動
これはe-mailを学生達に紹介する初日の活動として使用しやすく、小グループ活動に最もよく適用できる。このような対話型の授業を進めるに先立って知っておくべき事項は、授業の初めから学生達が行なうには手に余る課題を与えないで、短くて簡単な文章をメッセージの形で伝え、学生の回答をすぐ導き出せるようにしなければならないという点である。
2) 文章の間違い直し(Perfect Paragraph)
教師はいくつかの間違いのある練習用の文章を準備し、それをグループに送る。学生達は間違いを見つけて教師に送る。彼らが全ての間違いを見つけられなかったら、文章が完全になるまでこのような活動を続ける。
3) 文章の連結活動(Chain Stories or Sentences)
この方法では、学生たちは一つの話や文章を付け加えて決められたパートナーにそれを送る。これを受取った次の学生は、その次の文章を付け加えて次の学生に伝える方式を取る。結局最終的に学生の数だけの文章が出来上がるもので、教師がこれを適切に直して伝えれば、学生達は自分の作った文章と比較しながら書き取りの能力を伸ばすことができるようになる。このような簡単な練習は、中間水準の学生達が文法の知識を補充するのに役に立ち、また高級水準の学生達にも使用できるが、実際的な話を一緒に書いて単語と接続語を繋ぐさらに高級水準の書き取りを指導することができる。
4) 物語の順序合わせ
これは、任意に順序を混ぜておいた文章を学生達にe-maiで送り、学生達はコピーアンドペーストを使って文章を順序通りに直して、もう一度教師に送る方式で進める活動である。
5) 空欄埋め(Cloze exercises)
この方式は、学生達が文章から省略された部分の単語を埋めるようにする活動で成り立っている。このような練習は、形容詞や冠詞のような特定の単語が使えるようにするのに、或いは語彙を評価するのに利用できる。
2. Keypal活動
最初の4週は学生達を4人一組で編成し、e-mail IDを作って(hanmail)その使い方を練習させる。この時、気楽で簡単にe-mailによって手紙を書けるように、同じグループの学生に手紙を送るようにする。教師は学生達にできる限り英語で手紙を書くように雰囲気を作って、文章の主題はグループで討議して決定させようにする。教師は学生達に参照できる適切な資料を与え、やり取りした手紙はプリントして提出するようにして、e-mailと英語の使用を促進させる。
持続的で興味のあるKeypal交流となるように、<表1>のようにKeypalの話題と日程表をモデルとして提示して、学生達がこれを参照して個別に自分の話題と日程表を作成し提出するようにする。
<表1> Keypalの話題と日程表
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話題
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送付日
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備考
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紹介の文章
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4. 10
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自己紹介
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学校生活
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4. 17
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学校紹介
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休日
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4. 24
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韓国の休日案内
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私の好きな科目
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5. 1
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家族
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5. 8
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家族紹介
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友達
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5. 15
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友達紹介
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質問
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5. 22
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私の未来
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5. 29
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英語
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6. 5
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歌
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6. 12
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韓国の人気歌謡曲紹介
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趣味
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6. 19
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読書
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6. 26
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テスト
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7. 3
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夏休み
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7. 10
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運動
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7. 17
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韓国の人気スポーツ紹介
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避暑
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7. 24
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旅行
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7. 31
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韓国の名所紹介
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映画
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8. 7
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宿題
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8. 14
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クラブ活動
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8. 21
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新学期の計画
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8. 28
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■ Keypalサイト目録
1) E-mail Pen-Pal Opportunities for Students : URL http://www.tesol.net/penpalpostings.html
2) Kidworld : URL http://www.bconnex.net/~kidworld/keypals4.htm
3) Dave's ESL E-mail Connection : URL http://www.eslcafe.com/
4) Keypals : URL http://www.reedbooks.com.au/heinemann/global1.html - keypal
5) Epals : URL http://www.britcoun.org.hk/epals_new.html
6) ExChange 3 : URL http://deil2.lang.uiuc.edu/ExChange3/pp.html
7) Cyberfriends : URL http://www.cyberfriends.com/
3. 問題-解決活動(Problem-Solving Projects)
1) 情報検索活動(Information Searches)
この活動で学生達は、一つの問題を解決するための手がかりを与えられ、関連した情報を探索する。特にインターネットを媒介とするプロジェクトでは、教科の区分なく一つの主題と関連して様々な内容についての学習が自然に成り立つようにする、統合教科学習の環境を提供できる。
2) 連続創作(Sequential Creation)活動
学生達が一般的な文書や詩、短編小説や絵などを、お互いに協同して一つずつ完成させていく活動である。例えば、「世界平和」に関した詩を創作するために、教師が他の学校の学生や全世界のプロジェクトに参加する学生達に詩の一行を提示すれば、学生達は次の行から協同して詩を完成させていく。
3) 同時的な問題解決(Parallel Problem Solving)活動
インターネット上の様々なサイトに属している学生達に共通の解決すべき問題を提示して、学生達は個別に学習してからその問題解決方法や結果を共有する活動である。
4) バーチャル会合(Virtual Gatherings)活動
バーチャル会合活動は、地理的に離れている全世界の教師と学生達が、インターネットチャット活動に参加してリアルタイムで対話したり、決められた時間にE-mailを使って一つの主題と関連した討論をする活動である。
学習の主題は教師が前もって決めることもできるが、学習者達が自分達で決めて探求するようにもできる。
4. プロジェクト学習
最近になって、インターネットを媒介とした様々な授業活動がプロジェクトを中心として行なわれるのを見ることができる。プロジェクト学習の特徴は、学生達がグループ別に自らプロジェクトの目標と段階及び期間を設定して、聞き取り、話し方、読み、書きなどの四つの言語機能を利用しプロジェクトを完成させていく中で、英語の勉強になるようにするものである。学生達によって行なわれたプロジェクトは、最後に検討し修正して結果物として提出し、評価を受けてクラスの学習者達と結果物を共有するようになる。
▶結城工業高等学校 シム・サンリョン(soulshim@yahoo.co.kr)
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